身体の不自由を受け入れるのは並大抵の覚悟じゃないよねって話
私は、
今も、沢山の人達に支えられて
わがままに
自宅でひとり暮らし
させてもらってる
その人たちに
何か感謝を示したいけど
何もできない
だから
自分のできることは
どんな些細なことでも
右にあるものを左に動かす
頼めばすぐにやってもらえる事
頼めば楽
だけど
それを
自分でできるならやる
それが
支えてくれる人たちに
今、私ができる感謝なの。
私が頑張るのは
当たり前。
ひとり暮らしは
楽しい事なんてほとんどない
苦しいし
辛い
体は動かなければ
悔しい
でも
私が自宅で暮らす事が
私らしいと思うから
だから
そうするの。
自分らしくいられる場所で
苦しくても
悔しくても
生きていくの。
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感動しますでしょ？
なんて強い人なんだろう！
こういうおばあちゃんになりたい。
辛くても
泣き声言わず
周りに感謝を示せる
素敵なおばあちゃん👵
…
…
…
…
不自由な身体で生きるって
そんなに短絡的ではないし
感動の言葉で語れるほど
甘くない
そんな現実を
突きつけられるのも
理学療法士ならでは
なのかもしれません😅
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この方、
1年に１回くらい
こういう感動的な事を
言わはりますねん。
でも大抵は、
苦しい
辛い
疲れた
できない
無理
息子には頼めない
アレもやって欲しい
コレも頼みたい
弱音吐きまくりますよww
何度もイライラさせられてますww
でもね
私はこの方が好きです。
言葉じゃないんです
この方は
どんなに感動の言葉を言おうが
どんなに愚痴ろうが
どっちでも
関係ないんです。
私は
知っています。
この方は
本当に強い人だって。
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80代
症状の波が半端ないです。
突然身体が動かなくなります。
血圧が変動して、倒れることもあります。
身体は常に硬く、重い。
1m移動するのに10分かかる事もしばしば。
いつ転ぶか
わからない。
手術をした背骨は全部
金具で固定されています。
この状態で
ひとり暮らしです。
ご飯も自分で作ります。
買い物も車椅子で行きます。
通院も1人でタクシーを使っていきます。
この方の行動そのものが
言葉以上に
本音を表しています。
生き方を示すって
こういう事なんだなって
どんなに
感動的な言葉より
この方の行動が
私の心を動かしています。
そして
生きることの過酷さを
身をもって
教えてくれています。
自分らしく生きるとか
病気を受け入れる覚悟とか
一生できない
完璧なんて
有り得ない
ただそう在りたいと望み
そのために
身体を動かす
どんなに辛くても
それが生きるってこと
覚悟なんて
簡単にはできない
それでいいんだ
そうして
心を揺さぶられながら
一生懸命自分らしくいようとする
それが生きるってこと。
そんな風に
生きることについて
考える機会が
得られるのも
理学療法士の特権です☆
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私は、
この人のわがままに
最期まで付き合うでしょう( *¯ ꒳¯*)♡
もはや家族ですから☆
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私はこの方と
5年
本音で話をしてきました。
進行する身体の事、
キチンと話しました。
弱り、衰え
できないことは増えていく
排泄の失敗も増える
そんなこと
言われたくないと思います。
でもね
それを知った上で
今をどう生きるかを
一緒に考えたかったんです
それがリハビリだから
できない事が増えても
やりようがある
それをアドバイスできるのが
理学療法士です。
できないことが増えても
自分らしく生きられる
それを一緒に考えられるんです
理学療法士は。
だから
本音で話して欲しい。
本音で生きたいと
望まなければ
心は動かない
お互いに。
だから、
私はいつでも
その人の心の中を
覗こうとしてしまいます。
それが余計なお世話と
わかっていてもww
だってさ、
人って素直になれない生き物じゃんww
だから
素直になれるきっかけを
見つけてあげられたら
嬉しいなぁって
考えてるの。
私という理学療法士に出会った事で
素直になって
生きるのが
楽だなって思って貰えたら
嬉しいなぁぁ
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そんな事を
考えながら治療をした一日でした( *¯ ꒳¯*)♡
