😗Physioはらだかなのもろもろ🐞

120歳まで夢を持ち続けて生きる!自分を信じるとは?人生を生ききるとは?理学療法士としての経験が私の生き方を変える。人生を楽しむ私の頭の中をポロリ✩.*˚

救急車を呼ぶと判断した私の場合

前回の続き

https://hanadakara.hatenadiary.com/entry/2020/11/24/220542

 

命の危険がなくても

救急車を呼ぼうと

判断した私

 

直感で動いたけれど

 

頭の中で

何を整えたのか

言語化してみます。

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誤嚥性肺炎のリスク〜

 

ベッドの背もたれを

 

40度くらいで

 

痛い!痛い!

 

体はずり落ち

 

ほぼ寝たような姿勢で

ご飯とか水分摂ってる状態。

 

これじゃ誤嚥しちゃうなぁ。

 

誤嚥性肺炎になる前に

なんとかしたい。

 

既にサチュレーションが96%で

いつもより低い。

 

呼吸も浅い。

 

このまま家にいても

数日すれば誤嚥性肺炎になるな。

 

肺炎になる前に

病院に行かなければ

判断。

 

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〜骨折の可能性〜

 

痛み方が尋常ではない。

 

筋性防御が強く

筋肉の緊張が高くなっている。

 

サチュレーションが低く

肋骨骨折もしくは胸椎レベルの

骨折も考えられた。

 

座位になる事で

神経狭窄が生じる可能性もある。

 

自家用車での搬送は

難しいと判断。

 

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〜取り越し苦労だとしても〜

万が一骨が折れていなくても、

 

痛くて座れないのは事実

 

トイレでの排泄を本人が切望する為

抱える様にして

ポータブルトイレを使用していた。

 

その介助方法では

介助者の体力が

長くは続かない。

 

本人に

オムツでの排泄を納得してもらう必要を感じたが

医師以外の言葉では

聞く耳を持たない性格。

 

在宅看護を続けるにしても

本人に状況を

理解させる為にも

一度、医師に診察してもらう必要性は

高いと判断。

 

骨が折れていなければ、

筋肉の損傷や関節の痛みだから

 

どうやって動けば良いかを

検討できる。

 

・‥…━━━☞・‥…━━━☞

 

直接的に

救急車を、呼ぼうと思った

私の頭の中では

こんな事を

考えていたと思う。

 

こういった状況に出くわして

 

改めて

 

老いゆく身体と心を

 

受止めるサポートが

したいなぁって

 

思った。

 

医療者としての知識って

不安を解消する事ができると思う。

 

 

死は自然

 

とはいえ

 

老いゆく事の

 

苦しみと

 

どう向き合えば良いのか?

 

食事や排泄が

自分ではできなくなる。

 

だからと言って

 

すぐに死ぬわけではない。

 

身の回りのお世話を

誰かにしてもらわなければならない期間は

やってくる。

 

不意に骨折する事は

 

100%予防する事はできない。

 

老いゆく自分

老いゆく家族

 

ただただ苦しみに耐えるのか?

 

辛さを受止めれば良いのか?

 

そんなに簡単にはいかない。

 

苦しければどうにかしたい。

痛ければ緩和したい。

 

少しづつ衰え、

誰かの世話になる自分を

受け入れていく。

 

それは

人間として生まれたからには

誰もが通る道。

 

その過程を

なるべくスムーズにできたら良いな。

 

知識は

ひとつのサポートになると思う。

 

痛みや苦しみの原因がわかれば

なんとなく我慢できたりするものだと

思う。

 

私が知識を蓄える意味は

老いゆく自分を

見つめ

受け止める過程を

サポートするため

なのかな。

 

改めて、

医療従事者としての立場を考えさせられた

経験。

 

その経験を

言語化できて

良かったかもしれないな。